皆さんこんにちは
9月より、エリート育成コースとアスリートクラスが統合する形になりました。
理由の一つとしては、エリート育成コースメンバーの基礎知識や動作に対する着目点が向上したからです。
年齢幅は拡がりましたが、見て覚える点では選択肢が増えたと考えます。
さて、秋冬向けのサーキットトレーニングを特別に用意しました。
サーキットトレーニングとは、無酸素運動(筋トレ)⇒有酸素運動⇒無酸素運動(筋トレ)といった具合に繰り返していくトレーニング方法です。筋トレと有酸素運動をハードに繰り返す事で「体力強化」「脂肪燃焼」「フィジカルアップ」「競技力向上」「ストレス発散」などの効果を得る事ができます。
モデルは、9月1日付けで採用された新村愛里(しんむら あいり)コーチです。
彼女も2年間(走高跳1m77)のブランクが有り、ゼロからのカラダづくりが必要で手伝いつつ、同時に現役復帰の足がかりにしています。
①ボールの浮力を使いボックスに乗り、ボールの落下速度を高めた上で安定した着地を求める。
力の伝達も学習する無酸素運動です。
②腕立て姿勢になりコーンを中心に左右へ切り返す連続うさぎジャンプです。
素早い切り替えと元の場所へ正確に足を置く空間認知能力が必要な有酸素運動です。
③左右交互に足を大きく踏み込み、ダイナマックスを床にぶつける。
ボールキャッチのタイミングやその後の処理しだいで力の伝達が理解できる無酸素運動です。
④間に腕立て姿勢を入れ、左右どちらかのコーンタッチで筋バランスとリズム感が求められる有酸素運動です。
⑤パワーポジション(準備姿勢)から一瞬に真上に伸び上がる無酸素運動です。
片側を連続で行い指定の回数を終えたら反対側でも行います。
走高跳や棒高跳または走幅跳に必要なトレーニングで、手足のタイミングを覚えるには最適です。
⑥スラッツを縦に置き、それを連続して越える有酸素運動です。
できるだけ全身で弾み続けるよう心掛けましょう。
⑦ボックスの跳び乗るバービージャンプです。
次の動きを先取りしながらやらないと繊細さに欠けてしまいます。
⑧スラッツを横に置き、足の屈曲と伸展を繰り返して行います。
見た目よりハードです。
⑨プレートの段差を利用した踏み台昇降運動です。
頭の位置を固定し、首から下を波動的に使えるとエネルギーが湧き上がる感じになります。
⑩ドロップジャンプ、落下の衝撃に耐えながらジャンプします。
記録の伸び悩みを感じる選手には、効果的なトレーニングです。
休憩を入れて2セット目、いずれ体力の向上を伺いながら連続して2セットへと発展させて行きたいですね。
トレーニング効果を上げるには、休息時間を短くして行きます。
重要なのは、「こなす」ではなく「出し切る」こと。
セット途中でリタイヤはOK!
サーキットトレーニング後は、スティックスプリントでペアローギア・ペアミドルギア・ペアハイギアの3パターンを行いました。負荷を与える側の力量がトレーニング効果を左右させますので、おふざけは禁物です。
スキルミルでは、スキッピングやサイドランジなど負荷レベルを変えてミドルギアやローギアにも挑戦しました。
パワー系の後は、敏捷性とスピードを強化する変形ダッシュをしました。
クールダウンはストレッチングだけでなく、バックラウンジやバックスキッピングも取り入れ積極的回復を狙いました。
体格やパワーで劣る者が、順位や記録で優位に立つには動作へのこだわりや力の伝達をより省エネにする事で不可能が可能になります。そのためには、「高い目標」ではなく過去の自分を越える気構え的な「強い目標」を掲げましょう。
ご覧いただき、ありがとうございました❗️
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