14時から第1日目の午後の部、芝生グランドで行いました。
ウオーミングアップ担当は、堀井コーチ「ダイナミックストレッチ 」をしました。
ダイナミックストレッチは動的ストレッチとも呼ばれ、伸ばしたい筋肉【主動作筋】と反対の筋肉【拮抗筋(きっこうきん)】を交互に伸び縮みさせると同時に、関節も動かすストレッチです。体全体を温めて血行を促進し、筋肉の柔軟性と関節の可動性を高めます。陸上競技における短距離種目や跳躍種目など、筋肉を急激に収縮させるような爆発力や瞬発力のパフォーマンスアップに用いられます。

メイントレーニングは技術走です。
横向きスプリント
足を大きく振り出して重心の前で接地してしまう人がいます。そうしてしまうと、長い時間ブレーキをかけてしまうため、スピードを高めることは難しくなり、かつ足首、膝、腰などに不要な負担を強いてしまう結果となってしまいます。それを改善するのが横向きスプリントです。ジョギングレベルからはじめ、左脚で体を進める場合は同時に右脚は斜め45度に低く蹴り込むこと、そして脚は高くあげないようにすることです。


一風変わった動作になりますので、かなり苦戦している子もいましたね。でも、骨盤からの動きが理解できると大きく走り方が改善されます。コーチの皆さんは普段の教室でもやってみてください。
骨盤スプリント
横向きスプリントの応用編で、遊脚側の骨盤を軸足側の骨盤よりも前のポジションを取ることで、軸足の内旋が起こり、体を骨盤から進め、遊脚の動きに連動し、重心の移動距離を伸ばすことが可能となります。そうすることで、自然にストライドが伸び、かつピッチを高めることが可能となります。

高度なテクニックです。練習で出来るようになっても、試合になると相手との競争を意識してしまうとカラダが固まりパフォーマンスレベルを下げる事は大いにあります。力むと地面をとらえるタイミングが微妙にズレ、もらえるはずの地面反力がもれえなくなります。まずは、空中で「休む」ことを覚えてください。
40秒クーパー
クーパー走は時間走のことです。今回やったのは、指定された場所から一斉にスタートして全員が40秒以内でゴールを目指すものです。求めるスピードが異なりますが、100mを走るように、動作は同じで走ることが理想です。段差スタートでゴールは同じ、時間内でゴールすると一段後ろからスタートします。最初は、余裕がありますが本数を重ねるごとに体力勝負になります。




練習のまとめは「手押し車」、軸を崩さないよう個々の能力に応じて補助する場所を指示しました。前歩きと後ろ歩きは歩み腕(足)、横歩きはクロス歩み腕をやりました。



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次は、2023Luxe山野合宿「part 4」 BBQ&花火タイムです🙋